HP「月と紅葉」の小ネタ受け皿。ジャンル雑多。
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一応クリスマスネタ?
<静かなる戦い>
「お、ジョルノ!悪いなー、急に呼び出したりして。」
「構いませんよ、仗助。それで、僕に聞きたいこととは?」
「いや、ちょっと参考までっつーか・・・お前さ、ガキの頃に、サンタ捕まえようとかしたことあるか?」
「はぁ?」
「こう、プレゼント強奪しようと計画して、音の出る罠設置したりとか、朝まで起きて正体見ようとするとか、そーゆーやつ。経験ないか?」
「・・・すみません、生憎サンタを信じられるような幼少期を送らなかったもので・・・。
我が家にサンタが来るようになったのって、本当ここ数年なんですよ。」
「あー、やっぱそっかー。悪ぃ、俺も父親いなかったからさ。じいちゃんが代わりにやってはいたけど、モロバレだったし。
億泰ん家はあったはあったが、すげー小さい頃だけだったからもうほとんど覚えてねーって言うし、康一もサンタは来てたが捕獲までは考えなかったとさ。徐倫なんか、聞いた瞬間殴られかけた。」
「まぁ、彼女も親子の交流ができるようになったのはつい最近ですから・・・。
力になれなくてすみません、しかし一体なんの相談だったんですか?サンタのバイトでも?」
「いやー、実は知り合いの小学生にサンタの撃退法聞かれちまってさぁー。
そいつもサンタとかもう信じてねぇし、そいつの父親も別にやりたかねぇのに、お袋さんがすっげー乗り気なもんだからやらないわけにいかないんだと。で、そのついでにちょいと日頃の鬱憤でも晴らそうかって思ったらしくて。・・・正直、あいつが自分で考えた作戦の方がよっぽどエグくなりそうだけど。
ぶっちゃけた話、その父親ってのが吉良なんだよ。で、折角だし俺らも、このチャンスに思いっきり一泡吹かせてやりてーと思ってよぉ〜。」
「吉良・・・ええと、父さんの飲み会仲間の・・・てことは、ラスボスですよね。
なんだ、それなら早く言ってくださいよ。そういうことなら、僕にも協力できますよ。」
「お!マジか?」
「ええ、要は相手に家屋に侵入させないまま撃退、及び殲滅すればいいんでしょう?
まずは、侵入される危険のある出入口に罠を設置。音の出るものと言いましたが、できるだけ静かなものにしたほうがいいでしょう。標的に逃げられる危険も増しますし、なにより深夜では近所迷惑になる。
となると爆発系よりも、水や、氷・・・なら、ペットショップとンドゥールさんですね。僕の紹介といえば二人とも快く協力してくれますから。どちらも獲物を逃がさない仕事人ですから、音もなく敵を撃ち抜いてくれること請け合いですよ。
それと、万が一家屋内に侵入された場合に備えて、ケニーGに家の中を迷宮にさせておくのもよいでしょうね。幻覚を目くらましにして、潜んだヴァニラさんが背後からガオンと・・・ああ、お母さんは一般人でしたっけ。では寝静まった頃に発動させて・・・。」
「ちょっちょっちょっちょっちょい待て、頼むから待て。
・・・なんか俺、説明の仕方間違えたか?俺が言ってんのはあくまで一般家庭での親子の交流、ちょっと過激verくらいの方法であって、ギャング流の敵殲滅術でも帝王宅式セコムでもないんだよ。」
「えー?」
「えーじゃねぇし。」
「だって、相手はラスボス、つまりは吐き気を催す邪悪なんでしょう?なら何を遠慮する必要があるんですか。」
「確かにあいつは殺人鬼だし俺らも色々あったけど今は不可侵条約的なアレなんだよ!それとも何か?お前ん家はそんなやり方でサンタの親父さん撃退すんのか?」
「なに言ってるんですか!父さん相手だなんて、三重の意味で不可能ですよ。
第一に、うちの父はこの程度では倒せません。第二に今の策の主力は全て父さんの部下ですので、そもそも罠が成り立ちません。第三に、僕らがこんな計画を立てたことを知った時点で、父さんは泣きます。」
「・・・・・・・・・・・・。」
説明の仕方ではなく、相談する相手を間違えたことを悟る仗助。吉良さん逃げてー。
<静かなる戦い>
「お、ジョルノ!悪いなー、急に呼び出したりして。」
「構いませんよ、仗助。それで、僕に聞きたいこととは?」
「いや、ちょっと参考までっつーか・・・お前さ、ガキの頃に、サンタ捕まえようとかしたことあるか?」
「はぁ?」
「こう、プレゼント強奪しようと計画して、音の出る罠設置したりとか、朝まで起きて正体見ようとするとか、そーゆーやつ。経験ないか?」
「・・・すみません、生憎サンタを信じられるような幼少期を送らなかったもので・・・。
我が家にサンタが来るようになったのって、本当ここ数年なんですよ。」
「あー、やっぱそっかー。悪ぃ、俺も父親いなかったからさ。じいちゃんが代わりにやってはいたけど、モロバレだったし。
億泰ん家はあったはあったが、すげー小さい頃だけだったからもうほとんど覚えてねーって言うし、康一もサンタは来てたが捕獲までは考えなかったとさ。徐倫なんか、聞いた瞬間殴られかけた。」
「まぁ、彼女も親子の交流ができるようになったのはつい最近ですから・・・。
力になれなくてすみません、しかし一体なんの相談だったんですか?サンタのバイトでも?」
「いやー、実は知り合いの小学生にサンタの撃退法聞かれちまってさぁー。
そいつもサンタとかもう信じてねぇし、そいつの父親も別にやりたかねぇのに、お袋さんがすっげー乗り気なもんだからやらないわけにいかないんだと。で、そのついでにちょいと日頃の鬱憤でも晴らそうかって思ったらしくて。・・・正直、あいつが自分で考えた作戦の方がよっぽどエグくなりそうだけど。
ぶっちゃけた話、その父親ってのが吉良なんだよ。で、折角だし俺らも、このチャンスに思いっきり一泡吹かせてやりてーと思ってよぉ〜。」
「吉良・・・ええと、父さんの飲み会仲間の・・・てことは、ラスボスですよね。
なんだ、それなら早く言ってくださいよ。そういうことなら、僕にも協力できますよ。」
「お!マジか?」
「ええ、要は相手に家屋に侵入させないまま撃退、及び殲滅すればいいんでしょう?
まずは、侵入される危険のある出入口に罠を設置。音の出るものと言いましたが、できるだけ静かなものにしたほうがいいでしょう。標的に逃げられる危険も増しますし、なにより深夜では近所迷惑になる。
となると爆発系よりも、水や、氷・・・なら、ペットショップとンドゥールさんですね。僕の紹介といえば二人とも快く協力してくれますから。どちらも獲物を逃がさない仕事人ですから、音もなく敵を撃ち抜いてくれること請け合いですよ。
それと、万が一家屋内に侵入された場合に備えて、ケニーGに家の中を迷宮にさせておくのもよいでしょうね。幻覚を目くらましにして、潜んだヴァニラさんが背後からガオンと・・・ああ、お母さんは一般人でしたっけ。では寝静まった頃に発動させて・・・。」
「ちょっちょっちょっちょっちょい待て、頼むから待て。
・・・なんか俺、説明の仕方間違えたか?俺が言ってんのはあくまで一般家庭での親子の交流、ちょっと過激verくらいの方法であって、ギャング流の敵殲滅術でも帝王宅式セコムでもないんだよ。」
「えー?」
「えーじゃねぇし。」
「だって、相手はラスボス、つまりは吐き気を催す邪悪なんでしょう?なら何を遠慮する必要があるんですか。」
「確かにあいつは殺人鬼だし俺らも色々あったけど今は不可侵条約的なアレなんだよ!それとも何か?お前ん家はそんなやり方でサンタの親父さん撃退すんのか?」
「なに言ってるんですか!父さん相手だなんて、三重の意味で不可能ですよ。
第一に、うちの父はこの程度では倒せません。第二に今の策の主力は全て父さんの部下ですので、そもそも罠が成り立ちません。第三に、僕らがこんな計画を立てたことを知った時点で、父さんは泣きます。」
「・・・・・・・・・・・・。」
説明の仕方ではなく、相談する相手を間違えたことを悟る仗助。吉良さん逃げてー。
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