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HP「月と紅葉」の小ネタ受け皿。ジャンル雑多。
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連休終わっちゃったけど間に合うと信じて・・・!(二度目)
GWは一応春のネタに入るでしょうか。


<起床>

『起キテ!起キテ!ヴェルサス、朝ダヨ!』(ゆさゆさゆさ)
「うううゥゥ〜〜ンああァァ〜?・・・んだよ、お前か・・・朝がなんだって・・・?」
『オ出カケ!オ出カケ!
 GWは混ムカラ、出カケルナラ朝ジャネェトッテ、ヴェルサス昨日言ッテタヨ!』
「あああ〜・・・言ったっけか、ンなこと・・・だからって、今何時だと・・・全くよォォォ・・・。」
『ホラホラ!今日は雨ダカラ、DIOノ嫌イナ太陽モ出テナイヨ!家族デオ出カケ出来ルヨ!』
「ンン・・・。」
『起キテーー!早クーー!!』(ぺしぺしぺしぺし)
「うおおおッ、弱ラッシュすんじゃねぇウゼえ・・・。
 ・・・あー・・・アレだ・・・そんなに言うなら、先に親父と兄貴起こしてこいよ。あ、あとディエゴ。
 あいつらが一番寝起き悪ぃんだから・・・がっちり目ェ覚まさせてやれよ・・・。」
『・・・ウン!ワカッタ!』(シュッ)
「・・・ん、やっと行ったか・・・ったく、なんだあのウゼェスタンド・・・誰が発現しやがった・・・あ、俺か・・・。
 ・・・・・・ZZZ・・・。」

〜1時間後〜


「さて、ヴェルサス。
 今朝早朝、僕と父さんとディエゴの部屋で突如床が陥没し、ベッドが半分落下する事件が発生したわけですが、これについて貴方から何か言うことは。」
「・・・・・・・・・・あンの馬鹿・・・ッ!」



本体とそれ以外で目覚まし対応がかなり異なるアンダー・ワールドちゃん。
ついでに、スタンドは本体の心の鏡な訳ですので、つまり今日のお出かけを楽しみにしていたのはヴェルサス自身というはな(ry
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4月終わっちゃったけどまだ間に合うと信じて!


<春眠>

「『シュンミン アカツキをオボエズ』って言うくらいだし、春は眠くなるもんって決まってんだろ?
 なのに、似たような気温になる秋は『秋のヨナガ』とか言って夜更かしになんのな。
 なーんか妙な話だと思わねぇかぁ?過ごしやすいってのは同じだろうにさぁー。」
「・・・どこかの暗殺チームのスケート選手が気にしそうな話ですね。
 まぁ、人間は暖かさを感じると眠気を感じるものですから。自律神経の副交感神経優位が関係する訳ですが・・・。」
「あー難しい話は勘弁。眠くなる。
 でもさぁー、温度が上がると眠くなるっつーなら、夏とかどーなんだよ。40度とか爆睡じゃん。
 むしろ冬のほうが冬眠とかあるしよぉー。クマとかディエゴとかさぁ?」(ギィ、ギィ)
「人間と変温動物では差が・・・いや、ディエゴはかろうじて人間ですが。
 あとウンガロ、椅子をそう揺らさない。背に体重かけてると壊れますよ。死刑執行中みたいになったら危険でしょう。」
「へーい。」
「そもそも、いい加減貴方は自分の部屋に戻って寝たらどうですか。
 僕に付き合って起きている必要はありませんし、用もないのに起きているのは無駄ですよ。」
「っせーな、オレの勝手だろォー?
 兄貴こそ、とっととその仕事終わらせるなり諦めるなりしていい加減寝ろよなー。背ぇ伸びねえぜ?」
「・・・放っといてください。年度初めは何かと忙しいんですよ。」(ペラリ)
「にしたって兄貴は寝なさすぎ。んで朝弱ぇし。何、親父みたく夜行性目指してんの?
 ・・・お、何その写真。新入り?新入り?」(のしっ)
「ちょっ、重いッ!椅子の次は僕ですか!というか、勝手に見ない組織機密です!
 ああーもう、そうやって構って話しかけてくるから仕事が進まないんでしょうがー!」


文句言いながらも笑ってる兄。
翌朝、多分二人揃って朝寝坊。

私はどうやら地味に長男&末っ子の組み合わせを気に入ってるらしい・・・。
春ネタ第三弾。実は先日の<強がり>も最初『春眠暁を覚えず』をテーマに書き始めたんですが、出来上がったらなんか別のものになったので仕切り直し。
そろそろ初夏に入るから春ネタもこれでラストかなー。

<こだわり>

「露出していたほうがいい。」
「いいや、隠れている方が良い。」

 ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


「ファイッ!」(カーン)

「見えている方が見目がいいッ!たった一つのシンプルな答えだッ!」
「マヌケがぁ・・・!全てが見えている状態など、到底美しいとは言えん!あえて重要な部分を隠し、内包させる奥ゆかしさこそを『美』と呼ぶのだ!」
「そんな精神論は聞いちゃいないッ!単純に、白一色の丸い物体よりも、その一点に赤があった方がより華やかに見えるに決まっている!
 それに、見えていることで逆に『安心感』が得られる・・・。お前も元部下を再勧誘する時、安心について説いたことがあったそうじゃないか。内側の分からない状態よりも、明確に見えていたほうがより安心だとは思わないか?」
「フン、そのようなちっぽけな露出程度で得られる安心感など、このDIOは語った覚えはないな。
 よいか、これの最大の魅力は、『食べるまでわからない』」ということにあるッ!!
 大きいか?赤いか?甘いか、酸いか・・・全ては食べてみなければわからない、それこそが醍醐味であり風情というものよ!食べる前から何のつつしみも恥じらいもなく『私、結構大きいのよ』と中を晒すような無粋な真似に、食指が動くとでも思ったかァッ!!無駄無駄ァッ!」
「白いだけの丸い塊に、風情も恥じらいもクソもあるか!!
 むしろ、主役のイチゴを隠さず前面に出すことでより春らしい趣きがだな・・・!!」


「あー、やってるやってる。(もぐもぐ)」
「父さんもディエゴも、すっかり日本の菓子というものに慣れましたよね。ああしてこだわりまで持つようになって・・・。(もちもち)」
「つか、ヴァニラは遂に親父相手にもゴング鳴らすようになったな。(むにむに)」
「いちご大福はンまいなぁぁ~~。(もちーん)」



春ネタと言いつつ、また食べ物ネタ。
桜餅は桜が終わればもう終わりだろうけど、苺大福は春いっぱいはまだ季節だと信じてる。
そして最近は苺露出型が多くなってきて、包む派の私はさびしいです。
<マニキュア>

「そういやさー、兄貴。
 親父ってさ、男のわりにどうよってくらい化粧品とか持ってるじゃん。マニキュアとか。」
「ああ、ありますね。」
「大分前のことなんだけど、親父呼びに部屋に行ったら、親父がその化粧品入れの箱の前に立ってて。」
「はい。」
「んで、そん中でも割と気に入ってるらしい緑のマニキュアの小瓶手に持っててさ。
 なんか声かけづらくて、何してんのかなーって見てたら、親父むずかしい顔したまま、部屋のゴミ箱と手の中のマニキュアを交互に見てて。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「ややあってから、小声で『・・・別に、奴が塗っていたという訳でもないしな・・・。』って呟いて、その小瓶を箱ん中に戻してたんだけど。」
「・・・ちなみにウンガロ。大分前と言いましたが、それを目撃した具体的な時期は、もしや。」
「そ。親父がガキだった頃をテレビで放送し始めた頃。こないだから3部やってるから思い出してよぉ〜。」
「・・・なるほど。そういえば第一話の過去回想でダリオさん、何故か爪が緑色になっていましたね。」
「あんなん演出の一環だろうになぁ〜。んなこと言い出したら、あのシーンのジーさんヒゲピンクだぜ?
 親父も相ッ変わらずあのジーさんのことになるとめんどくさいよなあ〜。」
「確かに・・・けれど、それで結局マニキュアを捨てない程度にはなったんですよね。」
「あー・・・まぁな。」

「・・・・・過去の憎しみとは、こうやって薄れていくものなのかもしれませんね。」(しみじみ・・・)
「え、そんないい話だっけ?今の。」



まず化粧品揃えてる父親にツッコミがない時点で麻痺してる訳だが。

遅ればせながら、3部アニメ放送開始記念、のようなネタ。
第一部放送直後から思いついてはいたんですが、うまいことまとまらないうちに出す機会を逃しました。こんなんばっかか。

わかりにくいですが、「あの親父と同じことをしてる自分に虫唾が走る」とまで嫌悪していたのに、その父親を連想しそうな物を、お気に入りだからという理由で適当な理屈をつけて捨てずに置いておける程度には憎悪が薄れた、という話です。
決して許したとかではなく、それほど気にならなくなったというか、「まあいっか」と思えるようになったというか。
実はここのジョナサンや承太郎がDIO様と話す時に感じるのとほぼ同一の感情。承太郎達の方がだいぶ和解寄りだけど。
春夏秋冬関係なく無駄家族してるけど。
相変わらず季節ネタ大好きです。


<桜吹雪>

ヒラ・・・ヒラ・・・。

「おっ、と。」(パシィッ)
「お?」
「どうだ?とったのか?」
「・・・(そぉっ)あーくそ、駄目だ逃した。」
「ああー、残念。」
「案外難しいよな、こんな大量に降ってきてんのに。」
「なー。いっそビニール袋とか持って横に振り回した方が早そう。」
「ちょwwウンガロ発想がガキwww」


「花弁が欲しいのでしたら、いくらでも・・・。」(ぶわわァッ)
「・・・・・・・そーいうことじゃねぇんだよ、兄貴。」




落ちてくる花びらを空中でキャッチできたら、その捕まえた枚数の数だけ願い事が叶うとか昔ありませんでしたか。
うちの地元だけだろか。運よくキャッチできたのをしばらくお守り代わりに定期入れに入れてたりしました。
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